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海外と日本の働き方の違い【ヨーロッパ出身の彼女が語ったこと】

先日、こちらの動画を見つけました。ヨーロッパ出身のSoniaさんが実際に日本で働いた感想です。

簡単にまとめると、年に10日しか有給休暇が無いことや体調が悪くても仕事をすること、そして年功賃金システムは半端ないわとおっしゃっています。しかし、それって日本ではまだ一般的だったりしますよね。

 

この動画からはかなり学べることがあると考えており、この度記事として取り上げさせて頂きました。

 

当記事ではこの動画を軸に、外国人と日本人の働き方について話を広げて紹介します。前半部分ではザックリこの動画を翻訳していますので、英語で動画を見たくない方。ご安心ください。

 

☑当記事のコンテンツ

・冒頭の動画でSoniaさんが取り上げた話題3つ
 →休暇について
 →年功賃金・年功ポジションについて
 →上司と部下の上下関係について

・この動画から見えてくる日本と海外の働き方の違い
 →日本人は異常なまでに休まない
 →年齢と上下関係のいびつな価値観(年功主義)

 

 

冒頭の動画でSoniaさんが取り上げた話題3つ

ここからはSoniaさんの動画をザックリ翻訳していきます。当記事の本題と逸れている部分は記述しませんのでご了承ください。――以下の元情報はこちら、“https://youtu.be/OnzoJ46WuM8”より引用しております。

 

休暇について

日本の働き方は世界中で有名ですよね。なぜならとってもキツイことで知られているから、、、ただ、私の会社は典型的な日本の会社ではありません。(それではここから日本の働き方文化についてご紹介します。)

 

最初は休暇についてです。ヨーロッパではとっても沢山の休暇が取れますよね。ミニマムは22日だったかな?だけど普通は30日の休暇が一年間であると思います。もっとあるかもしれません。

 

日本では、それが10日しかありません、、、多くても15日。

 

だから私達は日本のとっても若い観光客をヨーロッパで見るけど、彼らは大学生なんです。時間があるからね。それか仕事を退職したような年上の方。

 

その間の層、働いている方は休みを取れないの。10日しか休みが無いからヨーロッパ旅行なんて普通はできないですよね。遠いところ(ヨーロッパやアメリカ)に旅行に行くなら最低でも2週間は必要です。

 

日本は本当に休みがないわ、、、それは日本で普通だとは知っているけれど、私にとってはとてもツラいと感じるわ。実家に帰ることもできないし。

 

もしも日本やアメリカで働きたいなら、そういった常識として持ってるルールは変えないといけませんね。

 

そして次なんだけど、、、これはとっても悪いことだけれど、普通はもしも風邪をひいたら病院に行って家で療養しますよね。もちろん給料も貰えます。仕事にもよるけれど、ヨーロッパではそれが普通だわ。

 

日本では、、、そういう休みが貰えないの。日本では、熱があっても体調がめちゃくちゃ悪くても仕事に行きます。

 

さらに、どうしても体調が悪くて働けないときは休むのだけれど、その休みに有給休暇を使うの。年に10日しかない休みを。もしも3日間を体調不良の為に休むなら、年に7日間の休みになるってわけ。・・・ありえない。

 

他の違いは柔軟性です。日本の会社は基本的に厳しいです。仕事にもよるけれど、例えば5分の遅刻で世界が終わるわけないのに、とっても重大なことなの。とにかく厳しいわ。

 

とにかく時間は必ず完璧に正確に守らないといけない。いつ退勤できるかもわからないのにね、、、笑

 

私の会社はそうでないけどね。私の会社はホントに残業はなくて、たまに会社に少しだけ残ることがあるくらい。

 

だけどたくさんの日本の会社は本当に多く残業するわ。まじで多い。ほとんど毎日。

 

日本の会社には2種類の会社があるの。ホワイト企業とブラック企業。ホワイト企業はモダンな企業で、残業もしなくてもいいし、有休もあるし、例え残業しても残業代がでるし。

 

もしもブラック企業に就職したら、起きたらオフィスに行って、昼も夜も仕事。9:00-23:00まで仕事するの。ほぼ毎日ね。そしてそれが彼らにとっての普通なの。あり得ない、、、年に7日しか休暇が取れないし、週末も仕事をしていることだってある。

 

もちろん給料はいいわ。日本はイタリアと比べて給料は高い。ただ、私は働くために生きるのではなく、生きるために働きたいの。違う?

 

年功賃金・年功ポジションについて

2つ目は日本企業ではとっても普通のこと、年功賃金について。

 

日本では年齢が上がるにつれてポジションも給料も上がります。だから若い人が高い地位についていることは稀なの。

 

アメリカやイタリアであれば才能や能力があればレベルアップもできるし、高いポジションに付くことだってあるわ。だけど日本はNOなの。

 

どれだけ才能や能力があっても、待たないといけない。1年とか30年とか。

 

上司と部下の上下関係について

3つ目は上下関係について。

 

もちろん上司は上司なんだけれど、日本では上司はあなたより偉いの。

 

この考え方は変わりつつあるわ。特にこの5年間はね。ただ、私は日本に来るまで、こうした上下関係みたいなものを経験したことはありませんでした。

 

この動画から見えてくる日本と海外の働き方の違い

日本人は異常なまでに休まない

まず、Soniaさんは動画の大部分で休暇について話しています。Soniaさんを筆頭に、多くのヨーロッパの方にとって休暇が年に10日しかないことを異常と感じる方は多いようです。

 

ただ、この日数は日本人にとって普通だと感じますよね。悲しいことに、体調不良でも働くことも日本社会に浸透しています。

 

日本では「ワーカホリック」という、中毒のように仕事をする人を示す言葉が流行するくらい休まず働く方が多いです。

 

こうして比較すると、明らかにワークライフバランスを上手くとれているのはヨーロッパの方々です。

 

動画でSoniaさんが言った「私は働くために生きるのではなく、生きるために働く」という言葉が日本と海外の働き方の差を如実に表していますね。

 

年齢と上下関係のいびつな価値観(年功主義)

これは留学に来て私も体感したのですが、海外には年齢の上下関係がありません。

 

少なくとも日本人の私は感じませんでした。代わりに、「お互いを尊重しつつ、人として平等に扱う」という価値観を感じています。

 

日本では年上や立場が上の方を当然のように敬いますよね。言葉遣いも目上の方を相手にするとかなり変わります。仕事中はその傾向がいっそう強まります。

 

しかし海外では日本のような年齢の上下関係が無く、人として平等に扱われているので、若い人でも才能や能力を発揮すれば評価されやすいようです。つまり実力主義です。

 

日本では「年功主義」、海外では「実力主義」が一般的だということですね。

 

ここまでをまとめ、外国と日本の働き方の違いは

・ワークライフバランスの偏り方

・実力主義であるか年功主義であるか

 

 

以上の2点だと結論づけます。

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