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マリファナ(大麻)を吸ってる友達を見て【体験談】

※初めに断っておきますが、この記事はマリファナを良しとするようなものではありません。日本ではマリファナの所持、譲渡、売買、栽培は犯罪です。犯罪には手を出してはいけません。例え海外であってもです。私も当然手を出しておりません。

 

ただ、思考停止で「マリファナはダメだ!」と言うのはナンセンスだと思っていて、マリファナとはどういうもので、どういった効果を身体、精神、社会にもたらすのかをちゃんと理解した上でマリファナについてとやかく言うべきだと考えます。※

 

こちらの記事「留学のデメリットとは?留学生が熱く語ります」でも書きましたが、オーストラリアでは割とドラッグが溢れています。

 

ドラッグが溢れているくらいだから、マリファナもかなり身近です。私は友人が吸っている場面に遭遇しました。最初はドン引きでしたが、目の当たりにして「日本では誇張されている情報があるな」と感じたのが率直な意見です。

 

そこで当記事では、等身大のマリファナ情報を紹介します。最近はマリファナ解禁ブームが世界的に起きていて、産業としても大きく伸びている分野です。さっそく見ていきましょう。

 

☑当記事のコンテンツ

・マリファナを吸ってる友達を見て

・マリファナって?

・依存性と体への害は?

・どうキマるのか聞いてみた

・日本での合法化について

 

マリファナを吸っている友達を見て

マリファナ合法国であるスペインから来た友人が、以前私が居合わせた場所でマリファナを吸い始めました。

 

最初は気が付かなかったのですが、「なんか変わったタバコの匂いがするな?」と感じたので聞いてみたところ、マリファナでした。

 

その瞬間は結構ドン引きしたのですが、そこで1つの疑問も生まれます。「それ本当にマリファナ?」という疑問です。

 

そう感じた理由として以下の2つが挙げられます。

・依存症状をその友人から感じていなかったこと

・友人の様子が変わらなかったこと

 

その友人とはかなり親しくしているのですが、どの状況においても彼から禁断症状のような言動を感じたことは無いです。また、お酒が入っていたことも関係はあるとは思いますが、その時その場にいたのはいつもの彼でした。

 

日本では以下の様な知識が一般ですよね。

・マリファナには日常生活を脅かす強い依存性があり

・身体に及ぼす悪影響が極端に強い

 

私もこの知識を持っていましたが、この経験から、一部誇張された医学的エビデンスのない情報が日本にはびこっているなと感じました。よってここからは世界的常識であるマリファナについての情報を紹介します。

 

マリファナって?

まず、大麻とはアサ科の植物である大麻草のことです。大麻のことをメキシコ・スペイン語で「マリファナ」と呼びます。多くの英語圏ではスラングとして「ウィード」と呼びます。そしてマリファナは薬物の一種です。

 

マリファナを摂取することによって、テトラヒドロカンナビノール(THC)と呼ばれる成分が脳の受容体と結合し、幻覚や多幸感といった影響をもたらします。

 

大麻はそうした「薬物としての側面」と、「産業や神事とは切っても切れない側面」を持ち合わせます。現在日本国内では大麻が「麻糸や麻布、日用品、神事」等の目的で栽培されています。

 

依存性と体への害は?

結論から言うと、マリファナは

 

・コーヒー(カフェイン)程度の依存性

・たばこやアルコール以下の有害性

 

といった影響があります(医学的エビデンス有り。興味のある方はググってみて下さい)。これを見ると「なんだマリファナ全然危なくないじゃん」と思うかもしれません。

 

しかしそう結論付けるのは少し気が早いです。何にしたってそうですが、依存する人は依存します。アルコールを例に挙げると分かりやすいですが、依存してしまうと割と人生棒に振ります。

 

私の友人の依存度を例にあげると、「お金が無い、節約しないと!」とは言いつつもマリファナはしっかり購入していたので、体感はタバコくらいの依存性かなと(使用する頻度は度外視で)感じています。

 

そして身体への影響ですが、煙を吸っているわけだから害が無いわけないですよね。世界保健機関(WHO)が、マリファナのもたらす害について公表していますが、簡潔にまとめると「たばことアルコールを合わせたような害」がある、とされています。

 

どうキマるのか聞いてみた

例に挙げていたスペイン出身の彼だけではなく、割と多くの友人・知り合いが使用していたり経験があったりしたので、彼らにどうキマるのか聞いてみて、まとめました。

 

※ここから少しだけ余談です。オーストラリアやヨーロッパでは日本と比べてかなりマリファナが一般的です。国が違うと捉え方がかなり違います。彼らが抱えているイメージは「マリファナはお酒やたばこと同じようなもの」くらいです。

 

印象的だったのは「留学の景気付けに、マリファナ入りケーキを母親が作ってくれた」なんていうエピソードを持っている友人がいたことです。面白いですね。

 

「マリファナはゲートウェイドラッグ(ドラッグの入り口)」という考えについてどう思うか聞いてみた所、「ドラッグみたいに手を出したら人生終わると分かり切っているもの、使うわけないじゃん。お前はたばこやお酒を吸ったり飲んだりするけど、それでドラッグに興味湧くのか?」とのことでした。

 

本題に戻します。使用したときは、以下のような感覚らしいです。

・吸引から20分程度で全身がポカポカする

・その後30分~1時間ほどは次のような感覚になる
→何もかもが面白い
→音楽の聴き方が変わる
→口にする食べ物が今までに無いほど美味しい
→脱力感・浮遊感がある

 

ただし、気持ちが悪い方へ傾いてしまうと「絶望感や脅迫観念」といった最悪の気分を味わうそうな。これを知ると、やっぱり薬物だなあと思いますね。

 

あとは初めての使用の際は嘔吐などの、アルコールにも通じるものがある影響が見られるようです。

 

日本での合法化について

趣向用の合法化はどうでもいいので、先に医療用大麻の合法化についてです。大麻には末期がんの患者が抱える重大な痛みをコントロールできる効果があります。その他にも、沢山の難病に対する効果があり、医療用での使用は世界で一般的です。

 

「大麻は犯罪だから悪だ」という主張が分からないわけではないですが、それは【末期がん患者が抱える重大な痛みを我慢してもらう】【難病で本当に困っている人にも病気をそのまま我慢してもらう】理由としては、個人的に少し弱いかなーと思います。

 

本題とはかなりずれていますが、1人1人の発信がこういう現状を考えるきっかけと成り得ると考え、当記事で触れさせて頂きました。

 

さて、趣向用の合法化についてですが、上記のような医療用でも日本は規制しているくらいだからこの先50年間は合法化が認められないでしょう。アメリカの場合だと40年程の期間をかけて、若者を筆頭に大勢の方が声を上げ続けることで、最近ようやく合法化の道が拓かれ始めたようです。

 

もしも日本で趣向用としてマリファナが合法化された場合の問題としては、「誰もマリファナの吸い方を知らない」ことです。

 

例えて言うなら、「日本国民全員が、お酒の飲み方を知らない大学1年生」のようなイメージです。考えるだけで悲惨ですね。日本全土で事件がおきるでしょう。

 

なので、万が一日本で趣向用のマリファナが解禁されるならば、そうした社会問題化しかねないことに対する解決策を国や正式な団体が講じてからです。

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