さて、そんな現代で留学する意味とは、一体なんなのでしょうか?結論は、「キャリア形成の為」です。
☑当記事のコンテンツ
・それって「留学」?「観光」?
・日本の就職事情と留学の関係
・目指すべき留学の在り方
・あなたはある企業の面接官。どちらを採用しますか?
・日本人が陥る留学の落とし穴
美しい街並みの外国で生活し、沢山の外国の友達を作って、バイトも勉強も頑張って、毎週末には観光に行って・・・
これが大多数の日本人が思い浮かべる「留学」であり、実際そういう留学をした・している方もたくさんいらっしゃるかと思います。
ぶっちゃけ、これらは観光ビザでできちゃう「観光」だと思うんですよね。オーストラリアを例に挙げると、オーストラリアにはETAS(Electric Travel Authority System)という渡航許可のビザがあり、これを取得することによって、3か月間の観光や語学留学、ビジネスを目的とした滞在が可能になります。
3か月もあれば、学校に行って友達を作ったり観光に行ったりすることはできますよね。
もちろん、それが悪いことだと言うつもりは全くありません。異なる背景を持つ国に行き、他国の人達と英語で会話をすることは多角的な視野の獲得や人生経験としてかなりプラスに作用することでしょう。
しかし、それらと引き換えに「留学」を1年間程するのは、日本における留学後のキャリアを見据えた時に、デメリットが目立ちます。よって、先ほど述べたような目的で「留学」を志している方には観光ビザで十分できる「観光」をお勧めします。
言い換えるなら、最近話題の「グローバル人材」になるためです。
グローバル人材とは、世界中のどこでも自分の優位性を活かし価値を生み出すことができる人だと認識しています(間違っていたら申し訳ありません)。例えば海外企業に勤務する日本人プログラマやエンジニア。
彼らは外国人というデメリットを背負いながらも、それを補って余りある技術力を武器に異国のフィールドで日々価値を生み出しています。
優位性は何も技術職に限った話ではなく、営業職等における交渉スキルや発想力も突き抜ければかなりのアドバンテージです。どんな業界にも優位性を確立している人々はいらっしゃいます。こうしたスペシャリスト達がグローバル人材になり得るでしょう。
このキャリア形成の為の、言い換えるとグローバル人材になるための留学には確かな留学の目的・プラン・準備が必要です。以下に2つ例を示します。
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