英語で会話をする際に、口からパッと出てくると凄く便利な言葉がいくつかあります。今回はそれらを紹介します。
英語を喋るのが苦手でも、当記事で紹介する英文を使えるようになるだけで、かなり英語での会話が楽になりますよ。
☑当記事のコンテンツ
・英語の会話でかなり使える、便利なフレーズを厳選しました。
・フレーズの丸暗記はどれくらい有効か
英語の会話でかなり使える、便利なフレーズを厳選しました。
ここからは以下の様に状況を分けてご紹介します。
・相槌(あいづち)編
・お店編
・初対面の人との会話編
・ふとした瞬間によく使う表現
それではさっそく見ていきましょう。
相槌(あいづち)編
あいづちはYes,Ok,Yeahなど会話の合間に言っておくだけでも成立しますが、以下の3つはかなり使い勝手が良いです。あいづちを打つだけでなく、自分の会話に持っていくことだって簡単に出来ますよ。
Absolutory
この単語は単体で使うと「それな!」と同意する意味になります。
他にも言いたいことを強調する時に使えます。例えば相手に完全に同意する時は「Absolutory yes!(間違いなくYes!)」と言えますし、テストの出来が極めて悪かった時は「Absolutory disgusting!(この上なく最悪だ!)」のように酷かったことを強調できます。
単体で使うことよりも、Absolutoryの後に何かを続けることが多いです。「Absolutory yes.」と言った後に自分がその考えに至った理由などを加えると、より実りのある会話ができますよ。
Exactly
「まさに!」という意味です。こちらはAbsolutoryとは違い、単体で使うことが多いですね。
同じような意味である「That’s right」よりも「私が言いたかったことはまさにそれだよ!」のようなニュアンスが強くでるので、相手に同意している度合いが強いです。
Me neither(Me too)
ポジティブな文に対する「私もそうだよ」と言う時は「Me too」を使いますが、ネガティブな文に対する「私もそうだよ」と言う時には「Me neither」を使います。
この使い分けができないとネイティブの方はかなり違和感を覚えるようなので、できるだけ明確にしておいた方がいいです。
「I like this ○○.」→「Me too.」
「I don’t like this ○○.」→「Me neither.」
以上のような感じです。否定する文に同意する際はMe neitherを使うと覚えておくといいですね。
お店編
お店での会話はほぼパターン化することができるので、実は一番英語フレーズの力が発揮できるシチュエーションだと思います。
Could I pay buy card?
「カードで支払えますか?」という意味です。オーストラリアはキャッシュレスが進んでいますので、ほとんどの確立で断られることはありません。
この文「Could + 主語」をマスターするだけで、どの店に行っても困ることは無くなりますのでぜひ覚えましょう。以下もこれに関するフレーズです。
Could we get separate the bills?
「お会計別にできますか?」という意味です。
ここからは余談ですが、オーストラリアではたまにお会計を別にできないお店があります。ただ、口座間の送金がかなり楽にできるので「あとであなたの口座にお金振り込んでおくね」なんてことが本当に簡単にできます。
Would you give me this one? 又は This one please.
「これくれますか?」という意味です。どこのお店でも指をさしながら「Would you give me this one?」と言えば完璧に通じます。
ここで紹介している「Could,Would」を使った疑問文は、どれも丁寧な言い方です。これらは「can,will」の過去形なのですが、【過去形にすることで時間の距離が生まれる→相手との距離が生まれる→丁寧】ということらしいです。面白いですね。
初対面の人との会話編
初対面の人との会話は、なるべく無難な話題を選びつつも「あなたに興味があります」ということをアピールする為に質問を多く投げかけるのがベターです。ここでは会話の起点となる質問についての紹介です。
where are you from?
「どこから来たの?」という意味です。1番ポピュラーな質問ですね。逆に相手から聞かれる確率もかなり高いです。
聞いた国に対して全く知識がなくても、「I’ve never been but I really wanna go there because there are lots of awesome foods, right?(一回も行ったことないけど行ってみたいなあ。ご飯美味しいでしょ?)」と言えば完璧です。
基本的にどこの国の料理もかなり美味しいので、ご飯の話題や旅行の話題に持っていけば話がつながります。オススメの場所を聞いてみてもいいですね。
what do you do?
「仕事は何をしてるの?」という質問です。こちらも初対面の人との会話では確実に使います。
同じく留学に来ている方なら、「What did you do where you are from?(母国では何をしていたの?)」という質問になりますね。
ここで気を付けて欲しいのは【Your country】という単語はあまり使わない方が良いということです。ネイティブの方がYour countryと聞くと、かなり冷たい印象を受けるようなので。
How long have you been ○○?
「どれくらい○○しているんですか?」という意味です。これは先ほどの「what do you do」の質問とセットで使えますね。
私は同じ学校にいる初対面の人には、「How long have you been studying in here?(どのくらいここで勉強しているんですか?)」と聞いています。
何と返答されても「That’s nice!」と答えれば正解なので、かなり使える質問です。
ふとした瞬間に使う表現
I jealous you.
「羨ましい!」という意味です。間違って「I envy you.」と言わないように気を付けましょう。私は留学して1か月程使い続けていましたが、ホストファミリーの方に矯正して頂きました。
I’m (not) into ○○.
「○○好きだよ(or興味ないよ)」という意味です。「それならI likeでも良くない?」と思われるかもしれませんが、こちらは覚えておくと応用が効くので紹介しています。
I’m not into soccer.(サッカーには興味がないんだよね)といった風に使います。
Have you?
これ単体では意味を成しませんが、会話ではかなり使えます。基本的には「あなたは?」といった意味で使いますね。
例えば近くの観光スポットについて話しているとして、
「I’ve never been there. Have you?(私は言ったことないけど、あなたはある?)」というように使います。
他にも現在・過去完了と呼ばれている文法を使う時は頻繁に使えますので、覚えておいて損はありません。
フレーズの丸暗記はどれくらい有効か
他にも沢山紹介したいフレーズはありますが、上記のフレーズだけに留めておきます。以前の記事→→「【留学生が断言する】英会話フレーズの丸暗記は間違った学習法です」でもご紹介した通り、フレーズの暗記をメインで学習するのはかなりコスパが悪いので。
ただ、こうした使えるフレーズをいくつか自分の中に持っておくと、特に英会話学習の初期の頃はかなり救われます。私自身も、留学初期の頃は覚えていたフレーズにかなり助けられていました。
ですので、フレーズの丸暗記は「学習の補助」として活用するのが一番でしょう。実際の会話や英語学習で効果を発揮してくれるのは、やはり文法や単語力です。
終わりに
当記事で紹介したようなフレーズは、実際に学習や英語での会話を通して自分の中に蓄えていきましょう。こうした蓄積は確実にあなたの英語力を向上させてくれます。
今回は以上です。
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