「いくら勉強しても英語が話せるようにならない。なんでだろう…?」
同じ英語でも試験で高得点を取ることと、外国人の方と話せるようになることは全く別物です。勉強方法も異なります。当記事では英語が話せない理由と、話せるようになる方法について紹介します。
【こんな方に読んで欲しい】
・英語が話せない理由を知りたい
・英語が話せるようになるにはどうすれば良いか知りたい
・英語が話せなくて悔しい
先に自己紹介です。私は現在オーストラリアに語学留学中です。今月は留学して5か月目で、外国人の方5人とシェアハウスをしつつ暮らしています。
留学当初はほとんど英語が喋れなかったですが、当記事で紹介する内容を実践したことで、着実に喋れるようになりました。留学生活で学んだことを全て書きます。
☑当記事のコンテンツ
・なぜ英語が話せないのか?どうすれば話せるようになるか解説
・小さな経験を積み重ねて、自信をつけましょう
なぜ英語が話せないのか?どうすれば話せるようになるか解説
英語が話せない理由は以下の3つだと断言します。
✓3つの大きな理由
・英語を話す感覚が掴めていない
・失敗する・恥をかくのが怖い
・英語が話せるようになる学習をしていない
それでは上記の3つを、どうすれば英語を話せるようになるかと併せて詳しく説明します。
英語を話す感覚が掴めていない
あなたは友達との他愛ない会話において、常に頭の中で文を考えながら会話をしていますか?
難しい話題などはそうかもしれませんが、基本的には「何も考えなくても口が勝手に動いている」はずです。これは日本語を「感覚で」話しているからです。
例えば自転車に乗る時や階段を上る時も、頭で考えなくても体が勝手に動いてくれますよね。そして、自転車の乗り方や階段の上がり方を人に説明するのは難しいでしょう。なぜならそれらを頭で考えず「感覚で」行っているからです。
ではどうやって日本語を話す感覚を掴んだかというと、以下の様な手順です。
【日本語ネイティブが踏む手順】
・赤ちゃんの頃からとにかく日本語を聞く
・1歳半~2歳頃には言葉が出てきて、早い人は2語以上話す
・6歳になる頃には日本語を使いこなせるようになる
・その後も学校などを通じて、より高度な日本語を学んでいく
私達はこれだけの手順を踏み、年月を重ねて日本語を話す感覚を掴みました。この「感覚」というのは英語を話すことにおいても重要になってきます。そのための方法は以下の通りです。
【英語を話す感覚を掴む為には】
・とにかく英語を話す
・ネイティブの発音や言い回しを真似し続ける
・リスニングの練習を積む
日本語を話せるようになった手順を、英語で繰り返すだけですね。あえて言えば、英語を話す感覚を掴むためには話す練習が1番重要です。この3つを継続することで、確実に英語を話す感覚を掴めます。
こちらの記事で、英語を話す感覚を掴む為の具体的な方法を紹介しています。→→「英語学習を日本で完結させる勉強法【英語はツール】」
失敗する・恥をかくのが怖い
「外国人の方を相手に、間違った英語を話してしまうのが怖い」「間違った英語を話すことで、恥ずかしい思いをしたくない」という方はいらっしゃいませんか?
この感情は、英語の感覚を身に付ける練習の妨げとなります。
以前、同じく留学をしている方に「どうすれば英語が話せるようになるのか?」と質問を受けたので、その方がなぜ英語が伸び悩んでいるのか一緒に考えたことがあります。
結論は、その方が英語で失敗する・恥をかくのが怖いと感じていたからでした。この原因の1つは日本の英語の授業にあると感じます。
【日本の英語の授業の問題点】
・ネイティブに近い発音をすると、恥ずかしい
・英語学習の目標が、テストで良い点数を取ること
以上は多くの方が容易に想像できるでしょう。例えば中学・高校の英語の授業で「Hello」の発音を「ハロー」ではなく「ヘロー」と発音すると、恥ずかしい空気が流れていませんでしたか?
当然発音は「ヘロー」の方がよりネイティブの発音に近いです。それにも関わらず、集団に合わせたい心理から半強制的に「ハロー」と発音させられます。このようにして、「ネイティブに近い発音をすると、恥ずかしい」と頭に刷り込まれます。
こうした積み重ねが、確実に「英語で失敗する・恥をかくのが怖い」という感情を作り上げます。
そしてこの状態になると、英語の感覚を身に付ける練習の妨げになってしまいます。英語で話すことが感覚を身に付ける上で最も大切なのに、それを恐れてしまうので。
この状況から抜け出す為に必ず見ておいて欲しい動画が一本あるので、以下で共有しておきます。
英語が話せるようになる学習をしていない
先ほども【日本の英語の授業の問題点】で触れましたが、学校での英語学習の目標はテストで良い点数を取ることでしたよね。
しかし、当記事を読んでいる皆様の目標はテストで良い点数を取ることではなく、「英語を話せるようになること」のはずです。
「英語を話せるようになること」が目標ならば、それに沿った学習をしなければなりません。
文法や単語帳でいくら知識を蓄えても、英語が話せるようになる学習をしていなければ、いつまで経っても英語は話せません。その為には英語を話す感覚を身に付けるのが1番重要かつ手っ取り早いです。
繰り返しとなりますが、英語を話す感覚を身につけるための方法は以下の通りです。
【英語を話す感覚を掴む為には】
・とにかく英語を話す
・ネイティブの発音や言い回しを真似し続ける
・リスニングの練習を積む
そして、英語を話す感覚を掴むためには話す練習が1番重要でしたね。この3つを継続することが、確実に英語を話す感覚を掴む方法です。
小さな経験を積み重ねて、自信をつけましょう
以下にここまでの内容をまとめます。
・英語を話せないのは英語を話す感覚が身に付いてないから
・英語を話す感覚を身に付けることが大切
・その為には英語を話す練習が1番大事
・しかし、英語で失敗する・恥をかくのは怖い
よって「英語で失敗する・恥をかくのが怖い」という感情と上手く付き合っていくことが、英語を話せるようになる第一歩です。その第一歩を達成する為に私が行ったことを、実体験を元に紹介します。
簡単に英語に対してポジティブになる方法
私は小さな経験を大量に積み重ねることで自信を得ると共に、英語での失敗を恐れなくなり、さらにポジティブな感情さえ抱き始めました。
どういうことかというと、「ちょっと頑張ればできそう」という挑戦を以下のように段階的に積み重ねたのです。
【挑戦してみたことの例】
・お店で注文してみる
・店員さんに話しかけてみる
・外国人の友達を作って遊んでみる
・外国人の友達と飲みに行ってみる、旅行してみる
・ネイティブスピーカーと話してみる
段階的に簡単なことから積み重ねていくことで、「あれも出来たから、これも出来るんじゃないか」という自信に繋がります。
私は留学をして、こうした小さな挑戦する経験を大量に積みました。しかしこうした経験は、日本でも十分に積むことができますよね。
具体的には以下の方法が考えられます。
・インターナショナルバーに行って、外国人に話しかけてみる
・外国人の方も参加するイベントに行ってみる
・英会話教室に通う
・英会話オンラインスクールを利用する
もちろん他にもあらゆる方法で「英語」に関する経験は沢山積めます。そしてそれらを積み重ねることで「あれ、私って意外と英語喋れるんじゃない?」という自信に繋がります。
とにかく大切なことは、「頑張ればできそうなことをやってみる」ことです。敷居は低いですし、それを繰り返すことで確実に自信が得られます。
自信が得られると、英語に対してポジティブな感情を抱けます。そうすると英語を使うことが楽しくり、どんどん英語を話す練習を積めます。
英語を話す練習を積むことで、英語を話す感覚を掴むことができましたね。そして英語を話す感覚を掴むことが出来ると、英語を話せるようになります。
まとめ
当記事では以下をご紹介しました。
【英語が話せない原因】
・英語を話す感覚が掴めていない
・失敗する・恥をかくのが怖い
・英語が話せるようになる学習をしていない
【英語が話せるようになるには】
・英語を話せるようになるには、英語を話すしかない
・そこで、まずは英語の小さな成功体験を積む
・自信がつくと、英語をどんどん話すようになる
・英語を話すと感覚を掴める
今回の内容は以上です。最後に関連記事を紹介して終わります。
関連記事→→「英語学習を日本で完結させる勉強法【英語はツール】」
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